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今日の大麻経済ニュース(2026-02-24 JST)

公開日: 2026/02/24
更新日: 2026/02/24 07:00

今日の大麻経済ニュース(2026-02-24 JST)

二次流通での在庫一掃告知や、巨大サンプルを用いたメタ分析など、数量で示される動きが目立ちました。
とくに、米業界フォーラムでの在庫一括売却(57,000ポンドのCBDバイオマス等)はサプライ過剰や資金繰りのシグナルと受け止められやすく、市場参加者の価格交渉力にも影響し得ます。
研究面では、22万9,630人規模の統合分析が、たばこ禁煙成功率と大麻併用の関係(オッズ比0.65)を数量で示し、治療・公衆衛生の意思決定に資する材料が追加されました。

トピック別

市場・流通:在庫一掃の大口放出とサプライの手触り

米業界フォーラムにて、カンナビノイド原料・製品の在庫一掃(Liquidation Sale)が告知されました。数量は以下の通りです(価格は非開示、オファー受付)。

品目 数量 補足
THCA ライブロージン(フードグレード) 2 kg COA取得予定の記載あり
CBN-O 2 kg
CBG キーフ 4 kg
CBD フルスペクトラム#1 14.2 kg
CBD フルスペクトラム#2 20.4 kg
THCO ディスティレート 10.2 kg
THCO ミント(ブルーラズベリー) 2,000 個 1個50 mg
CBG ディスティレート 8 kg
HD9 水溶性(粉末) 1 kg
Δ8 水溶性(液体) 3 kg
CBD バイオマス(乾燥・粉砕) 57,000 lbs CBD 11%(テスト値)
用語解説(サプライチェーン管理の視点):
・バイオマス=抽出前の大量原料。含有率(ここではCBD 11%)が歩留まりの基礎指標になります。
・COA(分析証明書)=成分と不純物の検査結果。売買の「信用通貨」に近い役割を持ちます。
・リキディーション(在庫一掃)=現金化を急ぐ売り。買い手にとっては価格交渉余地が広がる一方、品質確証(COA)と保管条件の確認が重要です。

掲示では「一部ロットの分割可」「ハードウェア等とのトレード可」とあり、キャッシュのみならず物々交換も交渉の対象となっています。
(出所:Future4200

制度・公衆衛生(研究が示す定量エビデンス)

たばこ依存(TUD)領域の統合レビュー/メタ分析(PRISMA 2020順守、登録ID: PROSPERO CRD420250652724)は、4,869件スクリーニング→52研究採択。主要な観察研究18件(N=229,630)の統合では、大麻併用は禁煙達成のオッズを35%低下(OR=0.65、95%CI:0.55–0.78、pと報告。プレクリニカルではCB1拮抗薬の作用が示され、人でのECS介入の検討も含まれます。

項目 指標
スクリーニング総数 記録件数 4,869
採択研究 件数 52
観察研究メタ分析 総サンプル 229,630
禁煙達成と大麻併用 OR(95%CI) 0.65(0.55–0.78)
異質性 88.1%
統計用語のポイント(中学生向け):
・オッズ比(OR)=「できた/できない」の確率の比。1より小さいと達成しにくい傾向を示します。
・I²=研究間のバラつきの大きさ。パーセンテージが大きいほど結果の差が大きいことを示します。

(出所:PubMed: Cannabis Co-Use and Endocannabinoid System Modulation in TUD

研究・臨床知見:安全性・基礎科学・製品学のアップデート

1) 周産期リスク評価の新技術

長期保存のホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)胎児組織で、低濃度分子種を検出して妊娠中の大麻毒性を記録する新アプローチの技術報告。過去資料の再評価や法医学・疫学の裏付け強化に向く可能性があります。
PubMed

FFPE=病理で一般的な「長期保存用」の標本づくり。古い標本からでも分子の手がかりを探せるのが利点です。

2) カンナビノイド過嗜好症候群(CHS)と自然気縦隔気腫(SPM)

大麻の慢性使用歴をもつ18歳男性の症例で、激しい嘔吐後に自然気縦隔気腫を発症。画像で食道穿孔は否定され、保存的治療で管理。CHSとSPMの関連を示した報告はこれまでに5例のみとされ、鑑別における認知拡大が提起されています。
PubMed

3) 慢性大麻煙曝露と炎症マーカー(若齢/高齢マウス)

C57Bl/6Jマウス(若齢4カ月・高齢22カ月)に、THC 5.5–6.2%の大麻紙巻とプラセボ(0% THC)を30日連続曝露。血清・前頭前皮質(PFC)・海馬(HPC)の炎症マーカーを評価。加齢での上昇はPFCや血清では軽度、HPCで顕著。大麻曝露の影響は限定的とのパターンが示されました。
PubMed

4) CB1受容体と恐怖記憶(思春期メスラット)

慢性軽度ストレス(CMS)で痕跡恐怖の想起時フリーズが増加。CB1作動薬ACEA0.1 mg/kgを想起前に投与すると、ストレス有無を問わずフリーズが低下。獲得前の投与では効果限定的。
PubMed

5) 極端気温と物質使用・受診増

熱波などの極端気温が慢性ストレスやメンタル悪化を通じて、アルコール、オピオイド、コカイン、大麻、MDMA、たばこ等の使用増と入院受診増に関連するとのレビュー。
PubMed

6) ヘンプシードの機能性(モロッコ由来3品種)

抽出物の総フェノール/フラボノイド量と抗酸化・抗炎症・鎮痛評価。たとえばBeldiyaはDPPHIC50=0.12±0.07 mg/mL、ABTS0.71±0.01、FRAP0.32±0.04。TPCは最大84.96±2.05 mg GAE/g DW、TFCは最大3.56±0.07 mg QE/g DWなど。
PubMed

7) CBDの自己申告利用(代替/併用)

米国成人でのCBD利用の有病率、対象疾患、承認薬との代替・併用の実態を評価する目的の研究。結果の定量は本文では未提示ですが、実需の質的把握に資する設計です。
PubMed

8) 化学基礎:芳香族性指標(HOMA vs HOMER)

融合多環系の三重項/一重項で、HOMA/HOMERの適用範囲を比較。ベンゼン部位やCBD/COT/ペンタレン等のサブユニットにおけるスピン密度条件ごとの適合性が検討されました。製品設計での分子特性理解の一材料です。
PubMed

学問の共通点(材料科学):分子の安定性や電子構造(芳香族性)は、最終製品の性質(溶解性、安定性、加工性)に波及します。基礎指標(HOMA/HOMER)は「地図」に相当し、どの経路(分子設計)を通ると狙いの性質に近づくかのガイドになります。

今日の注目ポイント(3つ)

  • 二次市場に57,000 lbsのCBDバイオマス(CBD 11%)を含む在庫一掃が出現。大量在庫は価格形成とキャッシュ需要のシグナルになり得る。
  • 禁煙領域のメタ分析でOR=0.65(N=229,630)。大麻併用者の禁煙達成率低下が数量で示され、治療戦略検討の前提データが拡充。
  • 製品・安全性研究の裾野拡大(FFPEを用いた周産期毒性の新検出法、マウスでの30日曝露、機能性ヘンプシードのIC50等)により、規格・品質議論の素材が蓄積。

収集リスト

  • 🔥🔥🔥Liquidation Sale- Everything must Go🔥🔥(Future4200) — https://future4200.com/t/liquidation-sale-everything-must-go/240952
  • New approach to document cannabis toxicity during pregnancy: a technological report — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41729259/
  • Structural index of (anti)aromaticity for fused polycyclic hydrocarbons — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41728678/
  • Spontaneous Pneumomediastinum and Cannabinoid Hyperemesis Syndrome — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41728401/
  • Cannabis Co-Use and ECS Modulation in Tobacco Use Disorder — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41728311/
  • Alcohol and substance use in extreme environment temperatures — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41727842/
  • Effects of Chronic Cannabis Smoke Exposure in Young and Aged Mice — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41726942/
  • Chronic mild stress and CB1 activation in female adolescent rats — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41726897/
  • Phytochemical analysis and biological properties of Cannabis sativa L. seeds — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41726561/
  • Self-reported use of cannabidiol as a substitute or adjunct — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41725772/

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この記事を書いた人
カンナビノイドニキ
カンナビノイドニキ [TikTok, YouTube, LINE]

当ディスペンサリーストアの店長。これまで20年以上の大麻の旅に情熱を注いできた。スイス産に傾倒していたが、最近は合成の魅力に引き込まれ、究極のレシピを模索中。
さらに、大麻およびサイケデリックの私的使用合法化を目指す社会運動にも積極的に参加し、科学的根拠と人権の両面から啓発活動を続けている。

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