0
¥0

現在カート内に商品はございません。

  1. ホーム
  2. |
  3. コラム一覧
  4. |
  5. サイケデリック
  6. |
  7. 今週のサイケデリック・ニュース(2026-02-05 JST)

今週のサイケデリック・ニュース(2026-02-05 JST)

カテゴリ: サイケデリック

公開日: 2026/02/05
更新日: 2026/02/05 13:46

今週のサイケデリック・ニュース(2026-02-05 JST)

概況:慎重ムードのなかで進む制度設計

2026年序盤の熱気が一服し、今週は「安全性」と「制度の現実解」が主役。イボガイン施術中の死亡事案を受けて臨床安全の再設計が迫られる一方、全米ではパイロット型の法制度が着実に前進。Psychedelic AlphaのBill Trackerは75本の法案を追跡し、連邦・州の両面で動きが加速しています。

  • センチメント:楽観と自省が交錯(安全性リスクへの警戒増、政策は前進)
  • 主要指標・出来事の要約
指標/出来事 最新状況
州法案本数 75本を追跡(提出・復活が相次ぐ)
連邦動向 退役軍人局(VA)の研究・「コンパッショネートアクセス」拡充法案が下院に新規提出
代表的な州動向 NJでSB 2283成立:3病院・2年・総額600万ドルのシロシビン・パイロット
オレゴンOPS 2025年Q3データセット公開、需要・安全・供給の実態更新
世論/メディア ワシントン・ポスト等が毒性や安全性に焦点、Politicoは「医療革命」への懐疑を掲載(Psychedelic Alphaフィード経由)

用語メモ:

  • 「再スケジューリング」=規制表の区分変更
  • 「トリガー法」=自動施行枠組み

注目トピック(重要度順)

安全学習への中枢ハブが必要に:Ambio死亡事案が照らす構造課題(規制・医療安全)

アンビオ(Ambio)がデトックスプログラム中の患者死亡を公表。本人特定・死因は非開示で、同社は憶測の回避とプロトコル改善・共有の意思を表明。イボガインは医療的に複雑で、「QT延長」、致死的不整脈、「電解質」変動、薬物相互作用、そして長い「半減期」(体内濃度が半分になる時間)がモニタリングを難しくします。

現場では安全知が各クリニックに分散し、「SOP」のばらつき、共有レジストリや保護されたインシデント報告の不在、そしてプライバシー・民事/刑事リスクが透明性を阻害。Psychedelics Todayは「透明性は有用だが十分ではない」と指摘し、PII(「PII」)保護と限定アクセス、品質改善と責任追及の防火壁を備えた中央の安全学習メカニズムを提案。UC Davisの枠組み提案や2016年ガイドライン、Bryan HubbardのIbogaVerse構想が参照例に挙げられています。禁止(非合法)環境では研究資金・データ共有が滞り、医療ツーリズム化が進む負の循環も強調されました。

立法シーズン本格化:パイロット先行の2026年型アプローチ(規制・政策)

各州の立法会期入りで提出・復活が相次ぎ、期間限定のパイロットが主流に。コンパス・パスウェイズは将来の再スケジューリング摩擦を減らすべく準備を進め、複数州でシロシビンのトリガー法が再登場。連邦では退役軍人向けの研究拡大とコンパッショネートアクセス創設法案が提出され、制度の「橋渡し」設計が鮮明です。Psychedelic AlphaはJoost Breeksemaインタビューで治療の「人間的側面」の重要性を再確認し、公衆衛生視点の政策設計を説いています。

州動向スナップショット 中身
ニュージャージー(成立) SB 2283:3病院、2年間、600万ドルを均等配分のシロシビン・パイロット
ミシシッピ(下院通過) イボガイン研究法案がほぼ全会一致で迅速可決
その他 トリガー法の再提出、州間コンソーシアム構想の再燃

用語メモ:

  • 「コンパッショネートアクセス」=治験外アクセス制度

オレゴンOPS Q3(2025)データ:実装の「地の利」を蓄積(規制・実装知)

オレゴンのPsilocybin Servicesが2025年Q3データセットを公開。製品販売、クライアントの動機、安全性アップデート、インフラ形成主体などの示唆を含み、2026年初旬までのデータも一部反映。Pα+会員向けに要点サマリー(Alice Lineham)が提供され、エビデンス主導の実装改善が進行中です。実世界データ(RWD)は、他州のパイロット設計や再スケジューリング議論の実用コンパスになりつつあります。

メディアと世論の温度差:過度な期待とリスクの間(世論・公衆衛生)

Psychedelic Alphaのニュースフィードには、Politicoの「医療革命」観の再考、Wiredのマイクロドージング抑うつ効果見出し、The Timesのガイド特集、Washington Postの毒性注意など、温度差のある論調が並びます。Northwellによるメンタルヘルス研究センター開設、EU資金の博士課程募集など、裾野拡大の動きも確認。過熱と慎重のバランスを取る公衆衛生コミュニケーションが不可欠です。

まとめ

  • 本日の最大インパクト:Ambio事案を契機にした「中央の安全学習メカニズム」の必要性。透明性の表明だけでは不十分で、PII保護付きの有害事象レジストリ、標準化されたSOP、インシデントからプロトコル改善へ結び付ける仕組みが鍵。禁止下では成熟が遅れるという構造問題も改めて浮上。
  • 投資家向け文脈:2026年は恒久制度よりパイロット駆動。ニュージャージーやミシシッピの動き、VA法案はリスク調整後の市場形成の前触れ。RWD(オレゴンOPS)は製品・サービスの差別化指標に。
  • 医療者向け文脈:イボガインのQT延長や相互作用などの既知リスクに留意。長い半減期が監視期間の設計を左右。安全レジストリが整うまで、院内SOPの整備と学際的連携(心電図、電解質管理、薬物相互作用チェック)が不可欠。
  • 一般読者向け文脈:報道の見出しに左右されず、パイロットや実装データの内容と安全対策の有無を確認する姿勢が重要。

今後1週間の注視ポイント・予定イベント

  • 連邦VA法案の委員会付託・共同提案者の広がり
  • ニュージャージーSB 2283の実装ロードマップ(病院選定、IRB枠組み)
  • ミシシッピ上院でのイボガイン研究法案審議
  • オレゴンOPSの追加メトリクス公開や分析ノート(Pα+)更新
  • 業界団体・大学による保護付き有害事象レジストリ創設の呼びかけ・資金獲得動向

参考リンク

関連記事

物質辞典 - 1S-LSD(規制物質)とは
物質辞典 - 1S-LSD(規制物質)とは
公開:2025-03-03 11:53
1S-LSDは、2025年3月15日に厚生労働省によって指定薬物とする省令が施行され、国内での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されました。 再評価されるサイ…
精神医学: サイケデリック・ルネッサンスについて
精神医学: サイケデリック・ルネッサンスについて
公開:2025-10-09 16:26
なぜ今、科学は「違法薬物」に再び目を向けるのか 目次 サイケデリック・ルネッサンスの幕開け サイケデリックとは何か、科学的定義と分類 栄光と暗黒 サイケデリ…
今週のサイケデリック・ニュース(2026-01-29 JST)
今週のサイケデリック・ニュース(2026-01-29 JST)
カテゴリ: サイケデリック
公開:2026-01-29 14:36
概況(市場動向・センチメント・主要指標) 今週は、政策・規制の現場と社会実装の「深さ」をめぐる議論が進展。米ニュージャージー州が総額600万ドル・2年のシロシビ…
物質辞典 - メスカリン(規制物質)とは
物質辞典 - メスカリン(規制物質)とは
公開:2025-04-09 00:49
イントロダクション サイケデリック物質への科学的・医学的関心が世界的に復活している中、メスカリンという古くから知られていながら現代研究では比較的注目されていない…
物質辞典 - アワヤスカ(規制物質)とは
物質辞典 - アワヤスカ(規制物質)とは
公開:2025-04-12 11:55
はじめに アワヤスカ(Ayahuasca)は、アマゾン流域の先住民族が何世紀にもわたって儀式的・医療的に使用してきた強力な精神活性を持つ植物由来の飲料です。近年…

読者限定!クーポンプレゼント🎁

この記事を読んでくれた方限定で、500円OFFのクーポンをプレゼント!

クーポンコードは「es2cqe361jsc」です。

購入画面でクーポン番号を入力してください。

この記事を書いた人
カンナビノイドニキ
カンナビノイドニキ [TikTok, YouTube, LINE]

当ディスペンサリーストアの店長。これまで20年以上の大麻の旅に情熱を注いできた。スイス産に傾倒していたが、最近は合成の魅力に引き込まれ、究極のレシピを模索中。
さらに、大麻およびサイケデリックの私的使用合法化を目指す社会運動にも積極的に参加し、科学的根拠と人権の両面から啓発活動を続けている。

RANKING

人気商品から選ぶ

カテゴリ一覧

ページトップへ