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物質辞典

Δ7-THCとは

公開 2026.10.17更新 2026.10.21コメント受付中
Δ7-THC の構造式

記事本文

最終更新:2026-10-17

法規制確認:2026-10-16(出典:厚生労働省「統制物質一覧」(令和6年12月12日現在)、e-Gov 法令検索「大麻草の栽培の規制に関する法律」(昭和23年法律第124号)、e-Gov 法令検索「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(昭和35年法律第145号))

ページ Version:1.6

著者:KATO, Kyoji(Routeflags Co., Ltd.)

ORCID:0009-0007-5131-0374

所属:Routeflags Co., Ltd.

ライセンス:CC-BY-4.0

利益相反:本ページの発行者はカンナビノイド製品を販売する EC 事業を運営している。この商業的関係は情報選択に影響を及ぼす可能性がある。本ページは商品販売を目的とせず、科学的参照資源として作成されている。医療助言、商品の効能保証、購入推奨、自己判断の助長を行うものではない。

本ページが扱う Δ7-THC について:当店は Δ7-THC を含有する製品を販売していない。取り扱いを予定する場合は、その時点で本項を更新する。

Δ7-THC(デルタ7-テトラヒドロカンナビノール)は、Δ9-THC の二重結合の位置だけが異なる異性体である。側鎖はペンチル基(炭素数 5)のままで、THC と変わらないとされる。

Δ7-THC の特徴は、不活性とされる点である。 カンナビノイドの精神薬理活性と C9 置換基の配向の関係を検討した研究では、Δ9-THC と Δ8-THC が活性を示す一方、Δ7-THC は不活性に分類された(Reggio et al. 1989)。

不活性であることは、作用がないことを意味しない。 この分類は、精神薬理活性の有無にもとづくものであり、受容体への結合や代謝の有無を示すものではない。Δ7-THC の代謝は、マウスで検討されている(Harvey et al. 1980)。

日本では、Δ7-THC は麻薬として統制物質一覧に掲載されている。 厚生労働省の統制物質一覧(令和6年12月12日現在)には、Δ7 THC が N(Narcotic、麻薬)として掲載されている。不活性とされる物質も、規制の対象である。

このページでは、次の点を確認できる。

  • Δ9-THC との構造上の関係
  • 不活性とされる根拠と、その読み方の限界
  • 麻薬としての法的位置づけ
  • 自社調査のデータ公開範囲と、その読み方の限界

目次

  1. 導入
  2. 成分名・基本情報
  3. 概要
  4. 化学的アイデンティティ
  5. 化学的基本情報
  6. 異性体・類縁体
  7. 天然存在
  8. 市場流通物との違い
  9. 生成・由来
  10. 生合成
  11. 半合成・合成
  12. 発見・研究史
  13. 分析・同定
  14. 作用機序
  15. 受容体・酵素
  16. エビデンスレベル
  17. 研究状況
  18. 研究されている領域
  19. ヒト研究
  20. データの限界
  21. 安全性
  22. 毒性
  23. 薬物相互作用
  24. 特に注意が必要な対象
  25. 他のカンナビノイドとの違い
  26. 法的位置づけ
  27. 日本
  28. 規制の経緯
  29. 海外
  30. 市場・社会動向
  31. 独自調査
  32. 調査方法
  33. データセット
  34. 検索動向
  35. SNS動向
  36. COA
  37. この記録について
  38. 更新条件
  39. 文献方法ノート
  40. エビデンスグリッド
  41. 変更ログ
  42. 引用方法
  43. FAQ
  44. Δ7-THCとは何ですか
  45. Δ7-THCはどんな作用がありますか
  46. Δ7-THCは日本で規制されていますか
  47. Δ7-THCの検索動向はどうなっていますか
  48. Δ7-THCは安全ですか
  49. Δ5-THCとΔ7-THCは同じですか
  50. Δ7-THCの化学構造は分かっていますか
  51. 画像の帰属
  52. 共有
  53. コメント
Δ7-THC の構造式
Δ7-THC の構造式(Vortioxetine、CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

成分名・基本情報

項目内容出典
一般名デルタ7-テトラヒドロカンナビノール厚生労働省「統制物質一覧」(令和6年12月12日現在)
英語名delta-7-tetrahydrocannabinol一次文献(Harvey et al. 1980)
略称Δ7-THC、delta-7-THC、Δ7同上
分子式C21H30O2 と推定される。本ページでは一次資料で未確認照会(取得日 2026-10-16)
分子量314.5 と推定される。本ページでは一次資料で未確認同上
CAS RN本ページの調査では未確認同上
PubChem CID本ページの調査では未確認delta-7-tetrahydrocannabinol、delta7-THC の照会で該当なし(取得日 2026-10-16)
InChIKey本ページの調査では未確認同上
IUPAC 名本ページの調査では未確認同上
物質分類THC の異性体一次文献(Reggio et al. 1989)
天然存在本ページの調査では未確認照会(取得日 2026-10-16)
初報告本ページの調査では初出の文献を未確認同上

PubChem の照会では、delta-7-tetrahydrocannabinol と delta7-THC のいずれにも一致する登録を得られなかった。 分子式と分子量は、異性体であることからの推定であり、データベースの照合値ではない。

旧命名との対応に注意する。 データセットの調査記録によれば、モノテルペン式の Δ5-THC は、現行のジベンゾピラン式では Δ7-THC に当たる。Δ5 表記は旧命名であり、Δ7-THC と同じ物質を指す。

概要

Δ7-THC を理解するうえで押さえるべきは、不活性とされる異性体であるという点である。

構造は、Δ9-THC との異性体関係にある。 二重結合の位置が異なる。側鎖はペンチル基のままであるとされる。

作用は、活性を示さないとされる。 カンナビノイドの精神薬理活性を検討した研究では、Δ9-THC と Δ8-THC が活性を示し、11β-HHC が最小限の活性を示す一方、Δ7-THC は不活性に分類された(Reggio et al. 1989)。

この分類は、精神薬理活性の有無にもとづくものである。 受容体への結合の有無、代謝の有無、他の作用の有無を示すものではない。不活性であることは、体内で何も起こらないことを意味しない。

代謝は検討されている。 マウスに Δ7-THC を腹腔内投与し、肝臓から 26 の代謝物を同定した報告がある(Harvey et al. 1980)。代謝されることは、作用がないことと矛盾しない。

規制上の扱いは、活性の有無と無関係である。 Δ7-THC は麻薬として統制物質一覧に掲載されている。不活性とされる物質も、規制の対象である。

日本では麻薬であり、当店は取り扱っていない。

化学的アイデンティティ

化学的基本情報

Δ7-THC は、Δ9-THC の二重結合の位置が異なる異性体であるとされる。

項目Δ9-THCΔ7-THC
二重結合の位置8,10a 位の間別位置(Δ7)
3位の側鎖ペンチル(C5)ペンチル(C5)とされる
分子式C21H30O2C21H30O2 と推定される
分子量314.5314.5 と推定される

分子式と分子量は、異性体であることからの推定である。 PubChem の照合値ではない。

二重結合の正確な位置は、本ページでは一次資料で確認していない。 Δ7 という名称は、二重結合の位置を示すが、その位置の構造上の定義は、原典で確認する必要がある。

logP や溶解度は、本ページの調査では一次資料から確認できた値がないため記載しない。

異性体・類縁体

THC の異性体は、二重結合の位置で区別される。

物質規制上の扱い(日本)
Δ9-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ8-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ7-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ10-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ6a(10a)-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ6a(7)-THC麻薬(統制物質一覧)
Δ9(11)-THC麻薬(統制物質一覧)

いずれも麻薬として統制物質一覧に掲載されている。 活性の有無にかかわらず、規制上の扱いは同じである。

Δ5-THC との関係。 モノテルペン式の Δ5-THC は、現行のジベンゾピラン式では Δ7-THC に当たると、データセットの調査記録は述べている。旧命名と現行命名の対応であり、別の物質ではない。

天然存在

Δ7-THC が天然に存在するかどうかは、本ページの調査では未確認。

市場流通物との違い

Δ7-THC を含有する製品は、本ページの調査では未確認。

店舗の商品一覧(84 件)に、Δ7-THC を含む商品はなかった。

Δ7-THC は日本では麻薬であり、含有する製品の所持・販売は制度上認められない。

生成・由来

生合成

Δ7-THC に当たる生合成経路は、本ページの調査では未確認。

半合成・合成

Δ7-THC の合成経路は、本ページの調査では未確認。

発見・研究史

本ページでは、Δ7-THC の初出の文献を確認していない。

1980 年には代謝の研究がある。 マウスでの肝代謝物の同定が報告されている(Harvey et al. 1980)。1989 年には活性の比較がある。 C9 置換基の配向と活性の関係が検討され、Δ7-THC は不活性に分類された(Reggio et al. 1989)。

分析・同定

Δ7-THC の分析は、他の THC 異性体との分離を前提に設計する必要がある。

論点内容
主な手法ガスクロマトグラフィーと質量分析、または液体クロマトグラフィーと質量分析の組み合わせ(GC-MS、LC-MS/MS)
分離が必要な対象Δ7 体と Δ8 体と Δ9 体。その他の THC 異性体
定量の前提異性体の分離が不十分な場合、合計値しか得られない
参照標準本ページでは供給状況を確認していない

PubChem に登録がないことは、参照標準の入手が難しいことを示唆する。 標準物質が入手できない場合、同定は付近の保持時間と質量電荷比に依存する。

作用機序

受容体・酵素

Δ7-THC の受容体結合データは、本ページの調査では未確認。

対象確認できた事項出典
精神薬理活性Δ9-THC と Δ8-THC が活性を示す一方、Δ7-THC は不活性に分類されたReggio et al. 1989
代謝マウスで 26 の代謝物が同定されている。二重結合のエポキシ化を経るとされるHarvey et al. 1980
受容体結合(Ki)本ページでは未確認照会(取得日 2026-10-16)
機能活性(EC50)本ページでは未確認同上

不活性であることは、受容体に結合しないことを意味しない。 精神薬理活性の有無と、受容体結合の有無は別の測定である。

代謝されることは、作用がないことと矛盾しない。 代謝は、物質の変換であり、作用の有無を示すものではない。

エビデンスレベル

L1〜L4 は本ページ独自の区分である。 外部の標準尺度ではなく、出典の種類を読者に示すために設けた。おおよその対応は次のとおり。

レベル本ページでの意味例
L1ヒト介入研究無作為化比較試験、対照試験
L2ヒト観察研究症例報告、疫学調査、横断調査
L3動物研究マウス、ラットでの行動・生理
L4in vitro / in silico受容体結合、細胞、酵素、計算

区分は報告の種類を示すもので、結果の確からしさや効果の大きさを示すものではない。

  • 活性の比較(L3/L4):Δ9-THC と Δ8-THC が活性を示す一方、Δ7-THC は不活性に分類された(Reggio et al. 1989)。活性の有無の分類であり、用量反応の測定ではない。
  • 代謝(L3):マウスでの肝代謝物の同定(Harvey et al. 1980)。代謝物の同定であり、作用の測定ではない。
  • ヒト介入研究(該当なし):Δ7-THC 単独投与の介入試験は、本ページの調査では未確認。

研究状況

研究されている領域

Δ7-THC の研究は、1980 年代の報告に集中している。

  • 代謝:マウスでの肝代謝物の同定(Harvey et al. 1980)
  • 活性の比較:C9 置換基の配向と活性の関係(Reggio et al. 1989)

近年の報告は、本ページの調査では未確認。 PubMed の照会では、カンナビノイドとしての Δ7-THC に関する近年の文献は未確認。

ヒト研究

Δ7-THC を対象としたヒト研究は、本ページの調査では未確認。

ClinicalTrials.gov を delta-7-tetrahydrocannabinol で照会した結果は 0 件である(確認日 2026-10-16)。

データの限界

  • 文献が古い。 確認できた報告は 1980 年と 1989 年である。近年の追試は未確認
  • PubChem に登録がない。 化学識別子を未確認
  • 個別の数値を確認していない。 活性の比較は分類であり、用量反応の測定ではない
  • 自社調査のデータがない。 データセットに Δ7-THC の観測は存在しない

本ページは体系的レビューではない。 確認できた範囲を記録したものであり、Δ7-THC の研究全体を網羅するものではない。

安全性

毒性

Δ7-THC を対象とした反復投与試験や遺伝毒性試験は、本ページの調査では未確認。

不活性とされることは、安全であることを意味しない。 不活性の分類は、精神薬理活性の有無にもとづくものであり、毒性の有無を示すものではない。

代謝物の毒性は、原物質の活性とは別の評価を要する。 マウスで 26 の代謝物が同定されているが(Harvey et al. 1980)、代謝物の毒性は未確認。

本ページは、Δ7-THC の安全性を評価しない。

薬物相互作用

Δ7-THC について確認された薬物相互作用は、本ページの調査では未確認。

特に注意が必要な対象

Δ7-THC に固有の注意事項を示したデータは、本ページの調査では未確認。

Δ7-THC は日本では麻薬であり、医療等の用途以外の使用は禁止されている。 注意事項の検討よりも、法令上の位置づけが優先する。

他のカンナビノイドとの違い

Δ7-THC の位置づけは、Δ9-THC との差として整理される。

物質Δ9-THC との関係活性規制上の扱い(日本)
Δ9-THC基準活性あり麻薬
Δ8-THC二重結合の位置が異なる異性体活性あり(Δ9 より低い)麻薬
Δ7-THC二重結合の位置が異なる異性体不活性とされる麻薬

活性の有無にかかわらず、規制上の扱いは同じである。 不活性とされる物質も、麻薬として扱われる。

「不活性である」ことは「安全である」ことを意味しない。 活性の分類と、安全性の評価は別の測定である。

法的位置づけ

日本

確認日:2026-10-16

Δ7-THC は麻薬である。

厚生労働省の統制物質一覧(令和6年12月12日現在)には、Δ7 THC が N(Narcotic、麻薬)として掲載されている。

同じ一覧には、次の物質も麻薬として掲載されている。

物質区分
Δ9 THCN(麻薬)
Δ8 THCN(麻薬)
Δ7 THCN(麻薬)
Δ10 THCN(麻薬)
Δ6a(10a) THCN(麻薬)
Δ6a(7) THCN(麻薬)
Δ9(11) THCN(麻薬)

THC の異性体は、活性の有無にかかわらず、いずれも麻薬として扱われる。

罰則

麻薬に該当する場合の罰則は、麻薬及び向精神薬取締法による。本ページでは、条文の逐条確認を行っていない。 最新の内容は e-Gov の現行条文で確認する必要がある。

一次資料

規制の経緯

日付区分出来事出典
2024-12-12確認統制物質一覧(令和6年12月12日現在)に Δ7 THC が麻薬として掲載されている厚生労働省

Δ7-THC の個別の指定経緯は、本ページの調査では確認していない。 統制物質一覧への掲載を確認したものであり、指定の省令番号は特定していない。

海外

国際条約上の扱いは、本ページでは一次資料で確認していない。

米国の連邦法上の位置づけは、本ページでは一次資料で確認していない。

海外で流通していることは、日本の合法性を示すものではない。 Δ7-THC は日本では麻薬であり、海外の規制状況を日本の扱いと同一視しない。

市場・社会動向

Δ7-THC を含有する製品は、本ページの調査では未確認。

店舗の商品一覧(84 件)に、Δ7-THC を含む商品はなかった。

市場で生じている論点

  • 不活性とされる物質の扱い。 活性を示さないとされる物質も、麻薬として扱われる
  • 旧命名との混同。 Δ5-THC は旧命名であり、Δ7-THC と同じ物質を指す。名称だけでは区別できない
  • 表示の不確かさ。 ラベルの名称は、含有成分の同定結果ではない

観測と推論は区別する。市場の拡大や縮小を、本ページのデータから因果として述べることはできない。

独自調査

本セクションのデータは自社調査であり、第三者研究ではない。査読を受けていない一次データである。検索指数は、使用者数、販売量、市場規模を直接示すものではない。

Δ7-THC については、データセットに観測が存在しない。 監査サマリーには Δ7-THC が含まれず、trend_observations.csv にも Δ7-THC の行はない。したがって本節では、数値を掲載しない。

本節の主張には、観測と解釈を区別するため次のラベルを付す。

ラベル意味本節での対象
OBSERVED測定・観測された事実データセットの記録範囲
DERIVEDデータセットが記録した集計値該当なし
INTERPRETATION観測からの解釈該当なし
HYPOTHESIS未検証の仮説該当なし

調査方法

研究質問:日本国内における Δ7-THC の Google 検索関心は、どのように推移したか。

データセットに Δ7-THC の観測が存在しないため、本ページはこの質問に答えない。 検索動向の数値は掲載しない。

項目内容
データソース該当なし(データセットに Δ7-THC の観測がない)
検索クエリ該当なし
取得期間該当なし
集計に用いた run該当なし

観測がないことは、関心がないことを意味しない。 データセットの収集対象に含まれていないだけである。

データセット

項目内容
名称Japan Cannabinoid Platform Trends Dataset 2026: Google Trends and YouTube Evidence from Japan
Version1.13.2
公開日2026-10-15
著者KATO, Kyoji
ライセンスCC-BY-4.0
DOI10.5281/zenodo.23390594
URLhttps://doi.org/10.5281/zenodo.23390594

本ページは、このデータセットから Δ7-THC の数値を引用していない。 データセットに Δ7-THC の観測が存在しないためである。

検索動向

データセットに Δ7-THC の観測が存在しないため、本ページは検索動向の数値を掲載しない。

監査サマリーに収録された 14 物質に Δ7-THC は含まれない。trend_observations.csv と platform_coverage.csv にも含まれない。

観測がないことは、関心がないことを意味しない。 データセットの収集対象に含まれていないだけであり、検索関心の有無を示すものではない。

SNS動向

データセットに Δ7-THC の観測が存在しないため、本ページは SNS の件数を掲載しない。

プラットフォーム:X 状態:公開対象外

データセットの公開スコープに X は含まれていない。本ページは、X の観測値を掲載しない。

SNS の件数は、物質の需要、危険性、社会的関心を直接示すものではない。件数の多さを危険性の指標として使わない。

COA

COA(Certificate of Analysis)は、製品に含まれる成分を分析した証明書である。本ページで書いてよいのは、COA の一般的な読み方と限界である。

COA に記載されるもの:カンナビノイドプロファイル、残留農薬、重金属、溶剤、微生物。

Δ7-THC を含有する製品は、本ページの調査では未確認。 COA の読み方のうち、Δ7-THC に固有の項目はない。

COA を読むときに区別すべきこと

  • 原料 COA は、販売製品ごとの検査結果ではない
  • サプライヤーによる分析は、当店自身による分析ではない
  • 商品の設計意図は、医学的効果ではない
  • 分析結果の数値は、製品の純度や安全性を保証するものではない

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この記録について

更新条件

以下が判明した場合は本ページを見直す。

  • Δ7-THC の化学識別子(PubChem 登録、CAS RN、InChIKey)
  • Δ7-THC の自社調査データの収集(Google Trends、YouTube)
  • CB1 への結合親和性(Ki)の値の報告
  • 近年の追試(活性の比較、代謝の検討)
  • 麻薬としての指定経緯(省令番号、施行日)
  • 指定薬物の追加指定、削除、指定内容の変更(省令・官報)
  • 規制当局による Δ7-THC の安全性評価の公表
  • 自社調査データの更新。とくに引用したデータセット DOI の到達性とバージョンの確認
  • 四半期ごとの規制と主要 DOI のスポットチェック(引用した全識別子を対象とする)
  • 12 ヶ月ごとの定期確認(最終確認日を更新する)

更新責任:Routeflags 編集(記事最終更新日に準拠)。変更ログは本ページの変更ログ表で管理する。版番号は、本文の実質(主張・数値・出典・規制記述)が変わったときに上げる。誤字脱字のみの修正では上げない。

文献方法ノート

本ページは体系的レビューではなく、参照ページである。

項目内容
対象データベースPubChem、PubMed、ClinicalTrials.gov、e-Gov 法令検索、厚生労働省
対象期間制限なし(公表年を問わず、一次資料を優先)
主要検索語Δ7-THC、delta-7-tetrahydrocannabinol、デルタ7、delta-7-THC、指定薬物、麻薬
採否基準査読論文は DOI または PMID で到達できるもの。公的資料は文書番号または省令番号を持つもの。略語が一致しただけの文献は採用しない
最終検索日2026-10-16
取得日の記録データベース照会と臨床試験登録は取得日(2026-10-16)を付す

情報源の系統は、化学情報を PubChem、薬理を PubMed 系の査読論文、日本規制を厚生労働省と e-Gov とした。網羅的な検索式や PRISMA 手順は用いていない。

規制の記述では、確認できた事項と未確認の事項を分けた。 統制物質一覧への掲載は、厚生労働省の PDF で確認した。麻薬としての指定経緯(省令番号、施行日)は、未確認である旨を本文に明記している。

エビデンスグリッド

「引用しやすさ」は、識別子(DOI・PMID・省令番号)で到達でき、数値の条件が本文に書かれている度合いを指す。高は本文から直接引用できる水準、中は条件の確認や原典の参照が要る水準である。

領域主なレベル引用しやすさ
化学的同一性該当なし該当なし(PubChem に登録がなく、分子式は推定)
活性の比較L3/L4(1989 年)中(不活性の分類。個別の数値は未照合)
代謝L3(1980 年)中(26 の代謝物の同定。近年の追試は未確認)
ヒト介入研究該当なし該当なし(登録も報告もない)
薬物相互作用該当なし該当なし(データなし)
日本規制一次法規制資料高(統制物質一覧への掲載を確認。指定経緯は未確認)
自社調査(検索動向)該当なし該当なし(データセットに観測がない)

変更ログ

Version日付変更点理由
1.62026-10-20FAQ の回答を本文の言い換えに修正(逐語重複の解消)段落の重複レビュー P1 への対応(指摘: sites/thch-vape/issues/20261020_duplicate_review_substance-pages.md)
1.52026-10-20冒頭の「商品への導線を置かない」断定を削除冗長表現の整理(利益相反の明示と重複するため。指摘: documents/plan/20261020.md)
1.42026-10-17公開本文に残っていた内部ファイル名(監査サマリーのパス・内部キー名)を、監査サマリーの呼び方に置き換えC7 公開本文の衛生
1.32026-10-17サムネイル指定(Δ7-THC の構造式)を可視メタに追記し、画像の帰属節を追記。公開 HTML へのサムネイル行の描画は md-html 側で除外するサムネイルの指定と帰属表示を原稿で管理するため
1.22026-10-17公開本文の探索範囲内の未確認表現を「未確認」に統一。出典リスト・対比表現(確認できたことと未確認のこと)・該当なしの記述も同じ語にそろえたDDD の用語整理とバリデーションスキルの C32 表現との整合
1.12026-10-16引用可能な範囲の表から「医療助言としての二次利用」の行を削除し、表の外に推奨文を記載ライセンス条件と利用時の注意の整理
1.02026-10-16初稿。不活性とされる異性体として構成。活性の比較と代謝の所見を 1980 年代の報告で確認。日本規制は麻薬としての統制物質一覧への掲載を確認。自社調査のデータセットに観測がないため、検索動向の数値は掲載しない方針を明記新規作成

引用時はこの Version と最終確認日(2026-10-17)を併記する。

引用方法

推奨引用形式:

KATO, Kyoji (ORCID: 0009-0007-5131-0374) (2026). 「Δ7-THCとは」. リキッド通販ショップ 物質辞典 [Report]. Routeflags Co., Ltd.
https://www.thch-vape.shop/guide/substance/delta-7-thc
(最終更新: 2026-10-17 / Version 1.4 / ライセンス: CC-BY-4.0 / DOI: 未発行)

引用可能な範囲

対象引用の条件
本文(化学的整理、法的位置づけの整理)CC-BY-4.0。科学的・規制情報の出典整理として引用可
当社が公開するデータセットに記録された集計値該当なし(本ページは自社調査の数値を掲載していない)
Google Trends から取得した指数そのもの提供元の条件による。本ページのライセンスは及ばない
引用した論文・公的資料それぞれの著作物の条件による

本ページは医療助言を目的として作成されたものではない。二次利用に際しても、科学的知見の限界を踏まえ、医療上の効果や安全性を保証する情報として扱わないことを推奨する。

引用の際の注意:本ページは Δ7-THC の有効性や安全性を評価していない。不活性の分類を、安全性の評価として引用しないこと。「不活性である」ことは「安全である」ことを意味しない。

DOI 登録を予定する場合の注意:DOI を発行するには、上記 URL が本 Version 相当の本文を公開しており、利益相反、ライセンス、変更ログが揃っていることが前提である。公開状態が整う前に DOI を本文へ書かない。

FAQ

Δ7-THCとは何ですか

Δ9-THC の二重結合の位置だけが異なる異性体です。側鎖はペンチル基(炭素数 5)のままとされます。活性を示すのは Δ9-THC と Δ8-THC で、Δ7-THC は不活性に分類されます。ただし、これは精神薬理活性の有無の分類であり、受容体への結合や代謝の有無を示すものではありません。日本では麻薬です。

Δ7-THCはどんな作用がありますか

精神薬理活性を示さないとされます。カンナビノイドの活性を比較した研究では、Δ7-THC は不活性に分類されました。ただし、これは活性の有無の分類であり、用量反応の測定ではありません。代謝はマウスで検討されており、26 の代謝物が同定されています。受容体結合のデータは未確認です。不活性であっても、体内で何も起こらないわけではありません。

Δ7-THCは日本で規制されていますか

はい。麻薬です。Δ7 THC の掲載は、厚生労働省の統制物質一覧(令和6年12月12日現在)で確認できます。区分は N(麻薬)です。Δ9-THC、Δ8-THC、その他の THC 異性体も、いずれも麻薬として掲載されています。規制上の扱いは、活性の有無によって変わりません。医療等の用途以外の使用は禁止されています。

Δ7-THCの検索動向はどうなっていますか

本ページでは掲載していません。自社調査のデータセットには、Δ7-THC の観測がありません。観測の欠如は、関心がないことを示すものではありません。データセットの収集対象に入っていないことによるものです。

Δ7-THCは安全ですか

反復投与試験や遺伝毒性試験について、Δ7-THC を対象とした報告は未確認です。不活性という分類は、安全性を示すものではありません。この分類がもとづくのは精神薬理活性の有無であり、毒性の有無を示すものではありません。代謝物の毒性も未確認です。「不活性である」と「安全である」は別の主張です。Δ7-THC は日本では麻薬であり、医療等の用途以外の使用は禁止されています。

Δ5-THCとΔ7-THCは同じですか

同じ物質を指します。Δ5-THC はモノテルペン式(旧命名)であり、現行のジベンゾピラン式では Δ7-THC に当たります。命名の体系が新旧で異なるだけで、物質としては同一です。名称だけでは区別できないため、InChIKey などの識別子で確認する必要があります。ただし、Δ7-THC の InChIKey は本ページでは未確認です。

Δ7-THCの化学構造は分かっていますか

分子式と分子量は、異性体であることから C21H30O2、314.5 と推定されますが、PubChem の照合値ではありません。CAS RN、InChIKey、IUPAC 名は未確認です。二重結合の正確な位置も、一次資料で確認していません。構造の詳細は、原典で確認する必要があります。

画像の帰属

本ページで使用する画像の出所とライセンスをまとめる。記事本文のライセンス範囲は「この記録について > 引用方法」を参照。

画像作者出所ライセンス変更
Δ7-THC の構造式VortioxetineWikimedia Commons File:Delta-7-THC_Structure.svgCC BY-SA 4.0変更なし

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