薬物の所持・使用については、当該国の法律・政令に従ってください。

目次
今週のサイケデリック記事
概況
米国では連邦機関の動きが一気に加速。FDAがサイケデリクス臨床試験の最終ガイダンスを確定し、9月の公聴会開催を予告しました。研究面では、ハーバードがNIDAの約1,100万ドル助成でイボガインの依存症研究を前進。欧州でもフランスがシロシビンの第III相で初回投与に到達しました。政策・社会面では、マサチューセッツのパイロット治療プログラム前進、WNBAによる禁止指定、ガボンから見たイボガ資源の主権課題など、規制と倫理の論点も広がっています。
研究・臨床
- ハーバード、イボガイン×オピオイド使用障害(OUD)研究を前進
- NIDAが約1,100万ドルを拠出する複数段階の研究プロジェクトが進行。ARPA-HはOUD向けイボガイン開発に関する資金公募機会も提示。参照元
- フランス、シロシビン第III相で初の被験者投与
- シロシビンの後期臨床試験が具体的な一歩を踏み出したことが報告されました。参照元
規制・政策
- FDA、サイケデリクス臨床試験の最終ガイダンス発出と9月公聴会を発表
- 2023年のドラフト公表後の議論を経て最終化。非臨床、CMC、臨床、乱用ポテンシャル評価までの指針を整理。9月に「サイケデリック療法の今後」を議論する公聴会を予定。参照元
- 連邦機関が相次ぎ支援を表明
- FDA、VA、ARPA-H、NIDA、HRSAがサイケデリクス関連の取り組みを公に支持。連邦レベルの関与が幅広く示されました。参照元
- マサチューセッツ、サイケデリック治療パイロットプログラムが前進
- 州レベルでの治療導入に向けた制度設計が一段階進みました。参照元
- WNBA、複数のサイケデリクスを禁止対象に
- プロスポーツにおける薬物規制の線引きが改めて明確化されました。参照元
- コロラド州×MAPS、救急対応者向けハームリダクション研修を全州展開
- 州のNatural Medicine Divisionと連携し、危機対応トレーニングをライセンス提供。公共安全とアクセスを重視する取り組みです。参照元
社会・倫理・供給
- ガボンから見た「イボガ・ラッシュ」
- 価格高騰や新法の影響、共有の文化と「資源の収奪」との断絶が指摘され、供給・主権・倫理の難題が浮き彫りに。参照元
ビジネス・市場動向
- 公的資金が研究を後押し
- NIDAの助成とARPA-Hの資金公募機会が示され、OUD領域のイボガイン開発に資金の動きが見られます。参照元
- 連邦・州の制度設計が市場形成の土台に
- FDAの最終ガイダンスや州のパイロット進展は、将来の事業化やアクセス設計の前提条件づくりに関わります。参照元
- スポーツ界の禁止指定がレギュレーション・リスクを示唆
- 規制の多層性が、企業の適合戦略やリスク開示の重要性を改めて示しています。参照元

