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目次
今週のサイケデリック記事
概況
今週は、Compass Pathwaysが難治性うつ(TRD)を対象としたCOMP360(シロシビン)のフェーズ3第2試験から「26週(約6カ月)」データを公表。米国ではイボガイン関連法案の提出や、オレゴン州のシロシビン施設手数料引き上げ案、DEAのスケジューリング検討といった政策ニュースが相次ぎました。エコシステム全体を俯瞰する四半期総括や、臨床・家族支援・意識モデルに関する議論も公開され、研究・規制・市場・実務の各面で動きが見えた週でした。
研究・臨床
- Compass Pathwaysが、フェーズ3試験COMP006(Part B)の26週データを公表。被験者数は581例の大規模試験で、1 mg・10 mg・25 mgを3週間隔で2回投与するデザインが用いられました。主要評価項目は2月時点で達成と報告済みで、今回は6カ月時点のフォローアップ情報が追加されています。あわせてスライド資料やウェブキャストでの説明も共有されています。参照元参照元
規制・政策
- 米下院議員らが、トランプ政権期の大統領令を法制化するかたちの「IBOGAINE Act」を提出。
- オレゴン州が、シロシビン・サービスセンターに対する大幅な手数料引き上げ案を提示。
- DEAが、7-OHのスケジューリングに向けた動きを進める一方、政権関係者のクラトム投資をめぐる疑問が取り沙汰。
- 元CIA職員が議会で、MKUltra研究は「終わっていない可能性」に言及したとの報告も。
これらをまとめた政策ブリーフィングが公開されています。参照元
ビジネス・提携
- Psychedelic Alphaの定期ブリテンは、Compassの6カ月データを詳報したほか、AtaiとBeckleyに関する取引アップデート、そして“Rysanso”という名称のMDMAに関する話題を取り上げています(詳細は原文参照)。参照元
市場動向・見通し
- CompassはCOMP360について、2027年上半期のローンチを視野に入れていると報じられています。フェーズ3の26週データ公表は、同社の開発・承認・商用化のタイムラインを見通す上での手がかりとなります。参照元
- Q2 2026の四半期ブリーフィングが公開。直近四半期の創薬・政策・学術など主要トピックの整理と、次四半期の注目点が提示されています。投資家・事業担当者の全体観把握に有用です。参照元
コミュニティ・実務知見
- Aspen Psychedelic Symposiumでの2つのパネル(新規・前臨床の活用、若者と薬物について家族がどう話すか)が、Aspen Public Radio経由で視聴可能に。参照元
- 臨床枠組みの「ギャップ」を埋める試みとして、8回路意識モデルを紹介・検討する論考が掲載。病理軽減に主眼を置く西洋的臨床モデルでは捉えにくい体験領域をどう扱うか、議論が進んでいます。参照元
今週の注目ポイント
- COMP360のフェーズ3・26週データ公表と、2027年上半期ローンチを視野に入れた動き
- 米国の政策面での前進と揺れ:IBOGAINE法案、オレゴン州の手数料引き上げ案、DEAのスケジューリング動向
- Q2 2026の四半期ブリーフィングで、次四半期の創薬・規制・市場の見どころを俯瞰

